たまにはゆったりとヴェゼルで!【北海道 株式会社クレセント】
2024/02/22
2月も中盤に入り、北海道では気温が上がりすぎて冬のイベントが早期中止になっている所もあります。
前回、仕事のついでにアリア B9 e-4ORCEで立ち寄った支笏湖ヒョウトウ祭りも当初の期間を待たずに終わってしまいました。
あのタイミングで見る事ができて、本当によかったです。
そんな支笏湖ヒョウトウ祭りに関しては、一つ前の記事に纏めていますので、行けなかったけど雰囲気だけでもって方は覗いてみてください。
さて、今回はアリア B9 e-4ORCEのウォッシャーノズルが破損して修理に出ている為に、代車のホンダ ヴェゼルでの事を。
いつも通りにお付き合いのある日産ディーラーに修理をお願いしているのですが、諸事情の為に代車はホンダです。
ホンダの最近の車は久々です。仕事でN-BOXを使ってはいますが【最近】のではない為に除外しますが、そう考えると7年ぶりくらいでしょうか?
たまには違うメーカーの車で、お互いのいいところと悪いところを確認してみたく思い、天気も良かったのでちょっとだけ遠出をしてきました。
遠出といっても結果、いつもと同じ往復350km程度の走行になったので、1日に仕事で使用する距離とほとんど同じ感覚で乗ってみました。
まず、今回のヴェゼルは4WDのe-HEVです。
実はずっと、このホンダのe-HEVに乗ってみたいと思っていたのです。日産のe-POWERとどう違うのか?を経験してみたくて。
そこで今回は、普段仕事では行っていない日高方面に行ってきました。もちろんお客様新規開拓を前提に行ってきたので、ただのドライブではなくキチンと仕事の一環としてです。
この日はとても天気が良く、車内にある外温度計でも日中は16℃なんて数字も出ていました。
ほとんどの道路もアスファルトが出ていて、この条件ならアリア B9 e-4ORCEなら7km/kwh以上は走れるなぁと思いながらいざ、ヴェゼルでの走行体験です。
特に目的地があるわけではないのですが、色々と試すのには市内の走行では無理かなと思い高速道路へ。
取り敢えず、日高方面へと走ります。
まず最初に思ったのが、内装がすごくいい。って事でした。
もちろんもっとグレードの高い車種などとは比べ物にならないですが、7年ほど前に乗っていたフィットシャトルから比べたらとっても纏まりがあり、好感のもてるインテリアでした。
いよいよ実走行ですが、実際に乗る前まではe-HEVはモータ走行するけどエンジンでのアシストもあり、e-POWERは完全モーター走行でエンジンは発電のみ程度の違いかなと思っていたのですが、e-HEVの方はアクセルオフで回生をしてはいるのですが、e-POWERの様な回生による大きな減速がないです。日産でいう、e-pedalってやつです。
これがあるのとないのでは、峠道などを走っている時に大きな差が出ます。今回は雪も溶けていてアスファルト上での走行でしたが、やはり慣れてしまうとe-pedalの様な回生ブレーキがないのはちょっと・・・です。
もちろんヴェゼルにもパドルシフトが付いていて、任意で減速をする事が出来る様にはなっていますが、そこまで大きな減速にはなりませんし右足を上げるだけで減速ができるなら、毎回長距離を走行する人であるなら楽で手放したくはない機能です。
次にACCですが、ヴェゼルは日産のプロパイロット1.0の様な性能まではない為にこれは比べるまでもなく日産車の方が楽でした。
あと、ACCに入っている時のメーターも判りやすのは日産車の方ですね。
もちろんもっと楽なのは、アリア B9 e-4ORCEに搭載のプロパイロット2.0ですけど。
さて、そんな評価を自分勝手にしながら走っていると次に気になる点が。それが音です。
高速道路を走っていると、タイヤハウス辺りの風切り音が結構入ってきます。
これは、アリア B9 e-4ORCEや自家用車のオーラとの比較になってしまので、仕方がないのかもしれないですが、高速道路で100km/hで走っていて80km/h程度までは聞こえていたラジオの音が聞こえにくくなるのは残念でした。もうちょっと遮音性に頑張って欲しいです。
そうこう思いながら走っていたら高速道路も終点まで来てしまったので、降りることにします。
道路の看板を見たら平取の文字が。
確か、平取には義経神社と言うところがあったと思い、昔テレビでパワースポットって事で紹介されていた様な気もして、天気も良いし急遽そこへ向かいます。
下の駐車場にっ車を停めて、階段を結構登った所にあるのですが、財布も小銭も車に置いてきてしまったので、お賽銭を入れることも無く写真だけで帰ってきました。
今年中にはもう一回、訪ねてきたいです。
いろいろな事を思いながら、義経神社から札幌へ向かいます。
ここで驚いたのが、ヴェゼルの燃費です。レンタカーのためにガソリン満タンで借りているのですが、メーター表示で20km/l以上になっています。
確かにこの日は外気温も高く、道路も雪がなくアスファルトでしたが、久々に見た数字です。
このヴェゼルを借りる前の週末に、自家用車のオーラを使用して家族で大沼に行ってきました。
往復で大体600km前後の距離ですが、土日の平均燃費が19km/lだった事を考えるとかなりいい状態です。
確かにオーラの方は、宿泊荷物に妻に子供2人を入れた4人乗車だったので重量的には重かったのでしょうけど、ヴェゼルも道中一番いい時で、22km/lの数字が出ていたのでやはり燃費はヴェゼルの方が圧倒していると思います。
車両返却時にガソリンを満タン(30.23リットル)にしていますので、燃費を満タン法で計算しても20.45km/lの燃費となります。
満タンで700kmの走行ができるのなら、北海道では何処に行くのにも心配なく安心して運転できる車ではないでしょうか。
改めて、ホンダの燃費の良さに驚きました。
ただ、今回借りた車両のグレードのせいなのか、インテリアの質感はとても良かったのに、エアコンがマニュアルでした。
見た目はオートエアコンっぽい感じであるのに、操作はマニュアルです。
また、ブラインドスポットモニターや日産でいうアラウンドビュモニターの様な装備はもちろん、車内ミラーがデジタルでは無かったり、USBのコネクタもAタイプが一つだけでCタイプのものが無いなど、日産車では当たり前に標準(最下位グレードは別ですけど)で付いている様な機能がなかったのは残念です。
オートハイビームも欲しい所です。
初めから付いていない車に乗っている人には、必要の無い機能や装備でも一度使って便利さを体感すると無くてなならない物になってしまいます。
ホンダさんもヴェゼルに限らずここら辺を、標準装備にして価格を抑えるとかなりコスパのいい車になるのでは無いでしょうか?
さて、今回はアリア B9 e-4ORCEの代車としてお借りしていた、ホンダ ヴェゼル。
なんと言っても一番良かったのは、やはり燃費でしょう。
まだまだ、燃料代が高騰している状態の中でこれただけいい数字を出す事ができるのなら、それだけでも【買い】の車だと思います。
特に仕事にも関係なく、実際に乗ってみた個人の感想なので【そんな事ない】【もっといいところも沢山ある】などのご意見もあるかと思いますが、そこはご了承ください。