前半最終月① 【北海道 株式会社クレセント】
2023/06/06
2回目です。
何が2回目かというと、書いている内容です。
途中で保存ぜずに続けていたら、いきなりブラウザが・・・。
毎回下書きなどもなく思いつきで書いているので、1回目と同じ内容になるかが不安ですが、今回は前半が仕事の内容で後半がアリア B9 e-4ORCEの入院事情についての内容となっています。
さて、今回写真ですがこれは先日アリア B9 e-4ORCEが戻ってきた際に調子再確認の為にちょっとだけ遠出して増毛に甘エビを食べにいった時に写した増毛駅です。
では、そのアリア B9 e-4ORCEの話の前に仕事のお話しします。
弊社は基本的に、こちらの施工実績表にある様に浴場施設内の定期メンテナンスをしておりますので特に新しい施工内容ではないのですが、久々に綺麗に施工前後の写真が撮れたので仕事内容と一緒にご報告します。
施工場所は北海道内ですが、例により諸事情がありますので、施設様のお名前や詳細な場所は掲載しておりません。
まずはこの写真です。
こちらは最近、増えてきている浴場付き客室のお風呂出入り口の鏡面ステンレス枠です。
どうしても錆びてきてしまいますので、錆除去をしますが、鏡面仕様にために出来る限り傷が付かない様にじっくりと時間をかけて作業をします。
ご存知の方も多いかと思いますが、ステンレスは【錆びない】ではなく【錆びにくい】ですので、上の写真の様になってしまいますがきちんと施工をすることにより下の写真の様に綺麗になります。
はっきりと違いのわかる状態にまで仕上がっています。
次は同じお部屋の同じドアのくつづりの部分です。
こちらは鏡面素材ではないのですが、やはり錆がついていますので同様の作業をします。
浴室床面の清掃に弱酸性のものを使用しますので、どうしても錆が出てしまうのですが、こちらも同様に綺麗にする事ができました。
どうですか?こちらも鏡面ステンレス枠同様に見た目で違いがわかる程の仕上がりになっています。
次の写真は別の施設様の大浴場となっています。
洗い場で隣が見えない様に仕切ってある御影石の仕切り板(パーテーション)ですが、こちらもどうしても泉質によるスケールや石鹸等の油分が付着してしまい、艶がなくなってしまいます。
写真では綺麗に見えますが、下の施工後の写真と比べるとどれだけスケールが付着していたかがよく分かります。
どうでしょうか?椅子などの写り込みが全然違うのがわかると思います。
やはり御影石は、艶が出るととても綺麗に見えます。
今回、こちらの施設様は定期メンテナンスの為にこれ以上の作業はしておりませんが、お客様のご要望によりさらにコーティング塗布をする場合もあります。コーティングを塗布する事により写真よりも更に艶が出て綺麗な状態になりますが、弊社ではお勧めはしておりません。
理由は、コーティングをしても汚れや温泉スケールは必ず付着するからです。そして次回の施工の際にコーティングも一緒に除去されてしまうので、高い施工費用を掛けてコーティングをするのであれば安価な施工方法を頻繁に実施した方がトータルコストも安く見た目も綺麗な状態が持続します。
実際、この仕上がりであれば別途費用を掛けてまでのコーティング施工は必要ないと思います。
この様に弊社の施工では、お客様に合った定期メンテナスのサイクル提案や施工方法をご提案させて頂きながら温泉施設内の美観維持管理をお手伝いさせて頂いております。
この他にも鏡やガラス、床面やヒノキなど色々な対象物に合った施工方法で各施設様のお手伝いをしておりますので、ご興味がある方はこちらの施工比較をご覧ください。もちろん、こんなちょっと他ではやっていない様な仕事をしてみたいと思った方からのご連絡もお待ちしております。
さて、ここからは冒頭でお話ししたアリア B9 e-4ORCEの入院理由についてお話しします。
これを見て、『やっぱり電気自動車はまだ・・・。』と思う人もいれば、『普通のガソリンエンジン車でも同じじゃん』と思う人もいるかと思いますが今後の何かの参考にしてもらえればと思います。
はじめに言っておきますが、今回色々と対応して頂いた日産ディーラーには感謝をしています。
今回の不具合は一つではなく、前々からあったいくつかの現象をが一気に可決するための長期入院でした。
大まかに次の内容です。もし、似た現象が出ていて可決していないARIYAオーナーさんがいましたらディーラーで対応してくれますよ。
① e-pedalのデフォルトON設定が解除される
② 実際の充電とメーター表記やスマホアプリでの表示が異なる
③ 日産コネクトとの通信不良
④ 急速充電器の出力が低い
⑤ ナビの音量が急に大きくなる
と、大きく分けてこの5つの内容をやく1ヶ月間にわたり調査と修復をしてもらいました。
それでは一つづつ簡単に説明します。
① e-pedalのデフォルトON設定が解除される
ARIYAにはグレードに問わずに、e-pedalをずっとONにしておける設定があります。この設定をしなければ車の始動の度にOFFの状態から始まります。
これがなぜか、毎回ではないけど少なくない頻度でOFFになってしまっていました。ディーラーが日産自動車に確認をした所、納車時に取り付けたデータシステムのテレビキットの影響の可能性が大きいとの事だったので、一度データシステムさんにお電話して確認をさせてもらいました。その結果、現象が出る可能性もあるとの返答をもらったのでディーラーには取り外しを依頼しました。走行中に同乗者の為につけた物ですがほとんど一人で運転しているので特になくてもよかったし、代車で借りていた新型C28セレナ用にオッドキャストを購入していたので今はそっちを使っています。
ところが、車が戻って来ても現象は治りません。テレビキットのせいではない様なので再度ディーラーで取り付けをしてもらいました。その時、メーカーより100%今回の現象に合致しるプログラムではないけどもリプロが出ているとの事だったのでダメもとで作業してもらいました。
その結果、一度も現象が出る事がなく10日間ほど経過してますので、リプロが効いているのではないかと思います。
同じ現象が出ているオーナーさんいましたら、改善する確率高いですよ。
② 実際の充電とメーター表記やスマホアプリでの表示が異なる
今回、ゴールデンウィーク前に急遽入庫したのはこれが一番の原因です。その他の現象はそんなに急ぐ必要もなかったのですが、こればかりは・・・。
どういう事かというと、残充電量が78%で自宅充電を開始した時(深夜料金での充電の為に22時以降から)、なんとなくスマホアプリを見たら充電はされているのですがバッテリー容量が23%に!
充電開始した時よりも減っているので慌てて車に乗り込みメーターでの確認をするもアプリと同様の状態です。自宅にはHEMSが付いているので、電気の流れを見ると確かに3Kw/hの充電はされているのがわかります。
と、なると考えられるのは実際の充電と表示が食い違っているか、本当に何かの原因で充電量が下がったかのどちらかとなります。
流石に連休中にこの様なことで立ち往生をしたくなかったので、急遽ディーラーに行き連休前日に試乗車である新型C28セレナを代車としてお借りしました。
こちらは1ヶ月間の間に日産自動車にデーターを送り、新しい通信ユニットへの交換とリプロの作業をしたと聞いています。原因はバッテリー低下ではなく、表示の誤動作だった様ですが私のいる北海道は少し郊外になると急速充電器と他の充電器の間隔距離が大きくなるので、この様な事でも原因がハッキリしないと正直乗るのが怖い状態でした。
恐らく数千台以上出荷されているARIYAで、この一台だけの個体差って事もないと思いますのでこちらも同じ様な現象が出たらディーラーで対応可能となっています。
続いて3番目の現象ですが、ちょっと思った以上に長くなったので今回はここまでです。
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