電気自動車の不便さ ARIYAの場合 【北海道 株式会社クレセント】
2023/03/22
さて、今回は電気自動車が完璧ではなく全ての人にお勧めできない理由を。
やはり、『電気自動車は使いにくいのか?』それは当然ですが使用目的や状況によると思います。
先日は仕事で【北湯沢】に行ってきました。北湯沢の場所がいまいちな人もいるでしょうけど札幌の弊社から片道で約105kmくらいの所にある温泉郷です。この105km、たまたま弊社からはどのルートを通っても大差がありません。私は毎回違う道を通りたい派なので通常は行きを定山渓〜中山峠経由でむかい、帰りは支笏湖経由や途中で千歳に出て帰社したりします。
今回の北湯沢での仕事ですが、写真掲載が無理な為に施工状況を説明する事ができませんが、毎月実施している定期メンテナンスとなっています。
どのような事を定期メンテナンスとして施工しているのかは、こちらの施工実績表を見てご判断ください。主な施工内容はヒノキ浴槽のカビや黒墨の処理です。
さて、前回までの説明だと片道105km程度だったら所有の電気自動車ARIYAであれば余裕で活用できるから何の心配もないんじゃないの?と思われるでしょうが、今回はちょっと不安があったので別の社用車での移動となりました。
毎月の定期メンテナンスであれば、日帰りの施工となるので電気自動車ARIYAで全く問題はありません。しかも最近は外気温がプラス気温な為か、前回までの函館湯の川までの平均電費よりも大幅にいい5.6km/khw程度まで上がっています。今後、さらに上がる事を期待ですね。先日たまたま見たyoutubeでは10km/khw以上走るというのも見かけました。
話を戻します。今回なぜ、他の社用車を使用したかというと同じ施設様で他のお仕事の依頼を受けて近場で2泊3日の宿泊となった為です。
今回宿泊したのは現場から数キロしか離れていない【ホロホロ山荘】様。ここの【ホロホロ山荘】は野口観光(株)様が運営をしているのですが、私個人は数ある野口観光(株)様の温泉施設で1・2を争うくらい好きな温泉です。たまぁに家族でドライブがてら日帰り入浴に来るくらいです。
おすすめは、家族風呂です。ここの家族風呂は源泉100%の加水無しのために真冬でも札幌まで到着する間、体がポカポカです。
また、ここはペット同伴で宿泊もできる宿となっていますので、家族であるペットを預けあずに一緒に旅行ができるのもいいですね。最近では、ペット同伴の宿が増えてきていますが、かなり初期の頃から始めているのではないでしょうか?
我が家にはペットがいないので、ペット部屋には宿泊したことはありませんが。
またまた話がそれました。ではなぜ、宿泊だと電気自動車ARIYAでは厳しいのか?と言いますと、一番近いコンビニまで片道5km程度あります。日中どうしても銀行ATMに行く必要があり、検索をしたらこちらも一番近いところで片道約28kmくらいの距離でした。
こうなるともし、何かあった場合(想定以上に材料を使い取りに戻るや打ち合わせのために夕方、札幌に一旦帰る)などは、ARIYAで札幌に戻りまた北湯沢に帰ってくる事は問題ないですが、最終日に札幌に戻ることができるかどうかと言う心配が出てきます。一番近いコンビニがこれだけ離れているので当然公共の充電設備もやはり30km程度離れないとありません。しかも札幌とは反対方面である洞爺湖や伊達方面であれば日産ディラーなどの少し大きめの充電設備がありますが、札幌方面では喜茂別の【郷の駅】にある20kwの充電器のみです。
せめて中山峠の頂上に急速充電器が設置されていれば、このような心配もなくなるんですけどね。
と、この様に長距離を1日で行ったり来たりする様な使い方にはまだまだ、電気自動車は不向きだと思います。
これを改善するためには、最低でも50km圏内に最低50kw以上の充電器の設置があると何の心配もなく電気自動車で仕事をこなしていく事ができます。
先日のニュースで急速充電器への補助金の増額が発表されていましたが、都心中心部だけではなく北海道のような土地への設置も急いで欲しいです。
今回は電気自動車をお勧めできない理由を述べましたが、正直内容は走行距離と充電設備に関する事です。そうなんです、それ以外にデメリットが出てこないのです。おそらく電気自動車を反対している人達もこの2点がネックになっていてそれ以外のネガティブな意見は出てこないのではないでしょうか?
と言うことで、次回は電気自動車の良いところを説明します。
組子コースター
ヒノキ製
今回は文字だけで載せれる写真がなかったので、ちょうどディーラーから送られてきた木製ヒノキ組子コースターです。
『ARIYAオーナーに納車が遅れたお詫び?でお渡ししているものです。』との事。
電話で聞いていたものよりも高価そうでちょっと会社や自宅では使用できないです。
でも、開けた瞬間にヒノキのいい匂いがしてきました。
このまま放っておくと夏の湿気などでカビてしまう可能性があるので、弊社自慢の施工で事前にカビ防止対策をします。
コースターでなくても、『ヒノキのカビ防止ってできるの?』と思った方はご連絡ください。ご相談に乗らせていただきます。