アリア B9 e-4ORCEでのsnowモード 【北海道 株式会社クレセント】
2024/12/18
まずはメインページにて年末年始休暇のご報告をしておりますので、ご覧ください。
さて先日、仕事の関係で北海道恵庭市にある【サッポロビール工場】へ工場見学に行ってきました。
写真は駐車場への送迎バスの吊手です。
工場見学をしながら、ついつい何か仕事につながる事はないかと考えてしまいましたが、賞味1時間半くらいの時間を十分楽しめる内容となっていました。
当日は【アリア B9 e-4ORCE】で行っていたために見学最後に飲めるビールの試飲はできませんでしたが、他の見学者が飲んでいるのを見てしまうとどうしても飲みたくなり帰りにコンビニでビール買っちゃいました。
もちろん、【サッポロビール クラシック】です。歴代のいろんな限定ビールなどもあり、懐かしさを感じました。
この工場見学をしたのは11月下旬だったので、道路の雪も場所によっては積もっている程度でした。
ですが、これを書いている12月中旬では札幌市でも道路がザクザクで少し小道に入ると轍がひどい状態になっています。
今からこの状態で年末年始がちょっと怖いくらいですが、ここ以上に岩見沢市が大変なことになっているので、まだいい方だなとも思い毎朝の雪かきをしています。
【アリア B9 e-4ORCE】が納車されたのが、2023年1月だったので残り1ヶ月しないうちに丸2年が経過し3年目に突入します。
スタッドレスタイヤを履いている時期が大体11月〜4月なので、冬タイヤだけで言えば今は3シーズン目になります。
そんな中で【エクストレイル】に続き、【セレナ】にも【e-4ORCE】のグレードが追加されて【e-POWER 4WD】と何が違うのか?って気になった人もいるかと思います。
昔、ディーラー系のYouTubeを見ていたところ、日産としては後輪の出力が50kW以上になるものを【e-4ORCE】として、それ以下のものを【e-POWER 4WD】としていると言っていました。もちろん細かな制御が違うのは当然ですが。
きっと、その理由で今年に発売された新しい【ノートオーラニスモ 4WD】は【e-4ORCE】ではなく、【e-POWER 4WD】なのだと思います。
実は【アリア B9 e-4ORCE】ですが、去年までの2シーズン中は運転モードで【SNOW】モードにして運転した事がありませんでした。
一応、【アリア B9 e-4ORCE】には【SPORT】【STANDERD】【ECO】【SNOW】の4種類の走行モードを切り替える事ができます。
ではなぜ、今まで【SNOW】モードを使用していなかったかというと、【SNOW】モードにすると常時4輪にトルクが掛かってしまいます。他の3モードでは出だしは4輪にトルクが掛かりますが一度走り出したらあとは、道路や運転状況に合わせてですが、巡航などはほとんどFF状態となりますが【SNOW】モードになると気分的にタイヤの消費やバッテリー残量に影響がありそうで、敢えて選択肢から外していました。他には【SNOW】モード中は【プロパイロット】が使用できなかったり、一度イグニションをOFFにするとデフォルトで【STANDERD】に戻ってしまう為にモード切り替えをするのがめんどくさいなどの理由もありました。
ですがそんな感じで毛嫌いしていた【SNOW】モードがとても優秀であることに、3シーズン目にして初めて知る事ができました。
他の【エクストレイル】や【セレナ】もそうなのでしょうが、明らかに走っている最中の車体の上下の揺れが違います。
札幌は今でもまだ雪道になると、【そろばん道路】と呼ばれる凸凹道が出来上がります。昔ほどの凸凹ではありませんがカップホルダーのコーヒーがこぼれる程度の揺れは起こります。それがなんと【e-4ORCE】の【SNOW】モードで走行するとこぼれない程度までの揺れにおさまります。
もし、これを読んでいる人で同じように【SNOW】モードを毛嫌いしている人がいましたら、騙されたと思って一度試して見てください。
とてもいい走行モードなので、今ではイグニションオンで即モード切り替えをしているくらいです。
【アリア B9 e-4ORCE】についてもう一点。
よく、電気自動車は車重が重たいのでタイヤの減りが早い。なんて事を耳にします。
実際、私も知人等に電気自動車は点検費用がガソリン車に比べて安価だよと伝えると、『でも、タイヤの減りが早いんでしょ。タイヤ代も高いから結局同じくらいになるんじゃない?』と言われることもありますが、そんなことはありません。
もちろん、ところ構わずにアクセルを踏み込むなどの運転をしていた場合は違いますが普通に運転していたら普通車と同じ程度で減っています。
現に私の【アリア B9 e-4ORCE】はこれを書いている日で総走行距離が39,000kmなのでこのまま丸2年経過の2025年1月15日まで仮にあと1,000km走行したとしても年間平均で約20,000km、月平均で1,600km強となります。この年数と走行距離でスタッドレスタイヤは3シーズン目ですし夏タイヤも来春からが3シーズン目です。
どうでしょうか?一般的にスタッドレスタイヤは2〜3シーズンで交換する人が多いですし、夏タイヤも3シーズン使えれば普通車と比べても十分ではないでしょうか?確かにタイヤが大きい為に費用が大きくなるのはあるかもしれませんが、電気自動車だからタイヤが速く減るという事は決してないと思います。
確かに電気自動車は車重も出力もトルクも同じタイプの車と比べると格段に上です。
実際に【アリア B9 e-4ORCE】は出力は290kWあり馬力に換算すると394.4馬力となります。
改めて馬力という数字で見るとすごい車だという事が実感できますが、常にこの出力で走行している訳ではありません。もしかしたら以前乗っていた【オーラニスモ】の方がFFという事や残バッテリーを気にしないでアクセルを踏み込める分、タイヤの減りだけでいうならば【アリア B9 e-4ORCE】よりも早かったかもしれません。
また、海外の電気自動車はリア駆動のモデルが多いのでそれが理由になっているかも知れません。
そう考えると、レクサスの【RZ】はタイヤサイズが前後で違うためにタイヤローテーションができない分、タイヤ交換は早くなるかも知れません。
今回は【アリア B9 e-4ORCE】の【SNOW】モードとタイヤの減り具合についてでした。
これを見て、電気自動車がネガティブな事だけではないと思ってくれる人が増えてくれればいいかと思います。
2025年からは同様に社用車である【アリア B9 e-4ORCE】【オーラ】と自家用車の【フリード】に仕事を絡めながらちょっとした事を書き留めていきますので、ちょっと暇だなぁと思った時にでも覗いて見てもらえれば幸いです。